マインドフルネスは自分の心の動きに気づき、否定せずにありのままに観察する実践です。
「ストレス解消」「リラクゼーション」「現実逃避」「思考を消す」などが目的ではありません。マインドフルネスに取り組んだ結果、それを実感することはありますが「おまけ」です。
マインドフルネスの本質は「自分の心と向き合う」「身体の声を聴く」「自分を観る」ことです!!
マサチューセッツ大学マインドフルネスセンターを立ち上げたジョン・カバット・ジンも「マインドフルネスは、自分自身に対する正直さと向き合い、自分がどんな人間であるかを知ることである。」 と言っています。
特に大事にするのは「今ここ」での心の動きです。
私たちの心はいつのまにか過去や未来に彷徨います。
終わったことをいつまでもクヨクヨと嘆いたり、どうなるかわからない先のことを不安に思ったり・・・
私たちの心は「今ここ」から離れるほど苦しみが増える傾向にあるのです。
世界中にマインドフルネスを啓蒙したベトナムの禅僧、ティク・ナット・ハン師も「私たちはいつも、過去と未来にとらわれています。しかし、今この瞬間を生きることができる人こそが幸せである。」と言います。
我々は今でなく、未来に生きてしまいがちです。
例えば、「大学院を修了して博士号を取るまでは辛抱しよう、それから人生を楽しむんだ」
そして、博士号を取ったら、「いい仕事に就くまでは、辛抱しよう、それから人生を楽しむんだ」
そして、仕事を手にしたら、次は車、その次は、家を手に入れるまで・・・
このように、今この瞬間をめいいっぱい生きていない。
ティク・ナット・ハンの言葉
マインドフルネスをさらに詳しく知りたい方は
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近年、マインドフルネスを継続すると脳の機能と構造に変化が生じることがわかりました。
脳科学の発展によって主観的な体験や意見だった瞑想の効果に、科学的な根拠があることが明らかになったのです!!
脳の機能と構造が変化することで「不安」「恐れ」「怒り」「自己嫌悪」「うつ」「トラウマ」などが軽減する。「集中力」「記憶力」が高まる。という報告もあります。
詳しくは⇒マインドフルネスによる脳の変化
このような研究結果によってマインドフルネスは様々な分野へ応用が可能であることもわかりました。
医療分野だけでなく、福祉や教育、ビジネスやスポーツなどの分野にも導入されて一定の成果を上げていると聞きます。
マインドフルネスは正しいプロセスで段階を経て取り組むことで、身に付けることが出来ます。
・注意をどこに向けるのか?
・今ここに集中とは?
・気づきとは?
・自分を観るとは?
・ありのままとは?
・雑念はどうする?
・正しい姿勢と呼吸は?
などを理解して繰り返し実践することでマインドフルネスが身に付きます。
「実践法」「頻度」「反復回数」「時間」「姿勢」など、どのように取り組んでいくのか?は一人一人違います。
なぜなら私やあなたの性格や考え方、抱えている悩みや問題、身体の状態、年齢、ストレス度、目的、生活習慣、健康状態などが大きく異なるためです。
マインドフルネスに「これだけやっていれば効果がある」というマニュアルはありません。
つまりあなたがマインドフルネスの実践を通して、「心」「身体」「人生」の変容を望むのであれば、あなたに合ったマインドフルネスの実践や瞑想に取り組まないといけないのです。
これはマインドフルネスに限らず、ピアノでも水泳でも同じことが言えるでしょう。
このような理由から大阪マインドフルネス研究所では、マンツーマンによる個人レッスンをお勧めしています。
マインドフルネスを実践したい方、学びたい方はオンライン体験個人レッスンにお申込みください。ページ下からお申込み可能です。
【対象者】
・本気で人生を変えたい人
・メンタルを強くしたい人
・心の病を改善したい人
・心と身体を変えたい人
・マインドフルネスを基礎から学びたい人
・瞑想の効果をいまいち感じられない人
・人間関係の悩みや問題を抱えている人
・慢性的な痛み(腰痛や頭痛など)に悩む人
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