うつ病を治す

 

 

大阪マインドフルネス研究所では「ネット」「アプリ」「書籍」などの情報を

 

 

元に独学でマインドフルネスを実践することをお勧めしていません。

  

 

 理由は次の5つです。 

 

①間違って行うと精神のバランスが崩れる。 

②間違って行うと精神疾患が悪化するリスクがある。

③間違って行うと性格が悪くなることがある。

④独学での実践では効果を得ることが非常に困難。 

⑤フィードバックがない状態では、習得が不可能。

  

より詳しく知りたい方

 ↓  ↓  ↓

マインドフルネスの危険性について

 

  

うつ病を始めとする精神疾患を抱えている方は

 

 

絶対に独学や自己流で瞑想に取り組まないでください。

 

 

症状や状態が悪化する恐れがあります。

 

 

 

研究報告

 

 

マインドフルネスとうつ病の記事をいくつか紹介します。

 

 

瞑想はうつに効く

 

 

うつ病の予防・治療にマインドフルネスを活用

 

 

「瞑想」で抗うつ薬と同程度まで、うつ病の再発率を下げられる?

 

 

関西医科大、うつ病患者に対するマインドフルネスの効果を検証

 

 

 

2013年には209の研究

 

 

延べ被験者1万2000人以上のデータを対象にメタ分析が行われました。

 

 

その中でマインドフルネスは心理的な問題、特に不安やうつ

 

 

ストレスの減少に効果があるといってよいという研究報告がされています。

  

 

厚生労働省のHPより

 

2018年に米国国立補完統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health:NCCIH)

 

 

が支援した、不安症やうつ病などの精神疾患と診断された

 

 

142グループの参加者の解析では、マインドフルネス瞑想のアプローチを

 

 

無治療、認知行動療法や抗うつ薬などの確立した

 

 

エビデンス(科学的根拠)に基づく治療と比較して検証しました。

 

 

この解析には12,000例以上の参加者が含まれ

 

 

研究者らは不安症やうつ病の治療において

 

 

マインドフルネスに基づくアプローチは全く治療を行わないよりも優れており

 

 

エビデンスに基づく治療と同様に有用であることを明らかにしました。

 

 

 

【米国のジョージタウン大学医療センターの研究】

 

ボストン・ニューヨーク・ワシントンDCの3つの病院の

 

 

276人のうつ病や不安障害の患者が対象。

 

 

ホームエクササイズやマインドフルネスを取り入れた

 

 

8週間のプログラムに参加してもらうランダム化比較試験を実施しました。

 

 

その結果、マインドフルネスに取り組んだグループは

 

 

うつ病や不安障害の評価尺度が平均して1.35ポイント減少し

 

 

薬物療法を行ったグループの1.43ポイント減少とほぼ同等に。

 

 

マインドフルネスに取り組んだグループでは

 

 

不安障害の重症度が30%低下しました。

 

 

なおマインドフルネスのグループは平均年齢は33歳で、女性が75%を占めていました。

 

 

  

【英国・オックスフォード大学の研究】

 

マインドフルネスをベースとした認知療法を行うことで

 

 

うつ病の再発リスクをも抑制することが分かりました。

 

 

この臨床研究では、3回以上の再発を経験した

 

 

うつ病の患者424人を被験者としています。

 

 

半数を抗うつ薬治療を受ける群

 

 

残り半数をマインドフルネス認知療法を受ける群に分け

 

 

2年間追跡したところ、マインドフルネス認知療法の再発予防効果が

 

 

抗うつ薬の群と同等であることが判明しました。

 

 

 

厚生労働省のHPより

 

2018年に米国国立補完統合衛生センター(National Center for Complementary and Integrative Health:NCCIH)が支援した、不安症やうつ病などの精神疾患と診断された142グループの参加者の解析では、マインドフルネス瞑想のアプローチを、無治療、認知行動療法や抗うつ薬などの確立したエビデンス(科学的根拠)に基づく治療と比較して検証しました。

 

 

この解析には12,000例以上の参加者が含まれ、研究者らは不安症やうつ病の治療において、マインドフルネスに基づくアプローチは全く治療を行わないよりも優れており、エビデンスに基づく治療と同様に有用であることを明らかにしました。

 

 


23件の研究(参加者1,815例)の2021年の解析では、不安症と診断された成人の治療として使用されるマインドフルネスに基づく実践技法を検証しました。解析に含まれる研究は、マインドフルネスに基づく介入(単独または通常の治療との併用)を、認知行動療法、心理教育、リラクゼーションなどの他の治療と比較しています。

 

 

解析の結果、さまざまなマインドフルネスに基づくアプローチの短期的な有用性については、さまざまな結果が得られています。全体として、不安や抑うつの症状の重症度を軽減するのに、従来の治療よりも有用でしたが、認知行動療法と同等の有用性を示したのは一部の種類のマインドフルネス・アプローチだけでした。

 

 

しかし、すべての研究においてバイアスのリスクが不明であったため、これらの結果は慎重に解釈する必要があります。また、参加者を2カ月以上追跡調査したいくつかの研究では、マインドフルネスに基づく実践技法の長期的な有用性は認められませんでした。

 

 


2019年、合計1,373例の大学生・専門学校生を対象とした23件の研究を解析し、ヨガ、マインドフルネス、瞑想の実践技法がストレス、不安、抑うつの症状に与える影響について検証しました。

 

 

その結果、すべての実践技法において何らかの効果があることが示されましたが、レビューに含まれるほとんどの研究は質が低く、バイアスのリスクも高いものでした。